2008/10/04 ほっとしました。
プレゼント第2弾にして早くも応募者ゼロか・・・。どうしよう。
これはもう巷に倣い、偽装工作をするしか他に方法はないのか?。
例えば自分で応募して自分が当選するという(笑)、自作自演を。
然し私は独りでやっている訳ではなく、その場合には相棒の I ちゃんにも
偽装の片棒を担がせることになる。
前途のある若者を、こんなことに巻き込む訳にはいかない。
そうだ、決してそのようなことがあってはならないのだ。
落ち着け、考えるんだ。
私は腕を組み、眼を閉じて鼻から大きく息を吸い込んでそれを一旦止め、
今度は口笛を吹くようにして小さく口を開き、風切り音が自分だけに聞こえる程度に
一定の速度を保たせながらゆっくりとそれを吐き出した。
私の灰色の脳細胞がゆっくりと活動を開始した。
(30年以上前に読んだ「灰色の脳細胞」エルキュール・ポアロはアガサ・クリスティだったか?。
もっとも俺の場合はエルキュールというよりはアルコールという感じだよな。いやいやいかんいかん。)
!
そうだ、これだよ。
締切りを延ばせばいいんじゃん。
或いはいいんじゃん、先着順で。別に。
そもそも第1回目も今回も、締切りを間違えてるじゃん。
延ばしちゃいなって、まだ誰も応募してくれていないんだからサ。
と、本来の私の人格が囁くと、なーんだ的に、早速10月2日の20時40分頃に、
10月4日(土)0時だった締切りを10月6日(月)0時に延ばしました。
そしてサーバーアップしてから、どうせならもう1週間位延長しておけば良かったと、
なんだったら先着順にした方が良かったのではないかと「ハタ」と気付きましたが、
もうこの際、再延長とか、再々延長とかでもいいもんね。
サイコロ3回なんてサ、いらなかったもんね。
別にいいもんね。などと大分先のストレスマネジメントも同時に終了させたのである。
何だか何を話そうとしたのか忘れてしまいましたが、ま、そんなところなのですよ。
しかしですね、昨日金曜日にとうとう応募がありました!。
で、ほっとしているのです。ありがとうございました!。もう大感謝です。
さあ、始めてしまったものは簡単には止められません。
くじけずに3回目をやります。
お父さん(子供はいないが)は簡単にはくじけていられません。
今回は宮本輝さんです。
文庫本では比較的新しい「にぎやかな天地」(上下巻)です。
今後宮本さんのお出ましは結構あると思います。好きだから。
カミさんの読んでいたものを借りてから好きになりました。
ただ著者にもお客さんにも悪いのですが、上下巻があるような本、
または昔の本などは基本的には文庫版でいきます。発送が楽だからです。
コストも安上がりだからです。内容は変わらないからです。
収納しやすいからです。
然しこの「にぎやかな天地」の主人公の仕事は、装丁も素晴らしい
こだわりの豪華本の編集なのです。
さて、この本のあらすじはレビューなどに任せるとして、
宮本輝さんの描く登場人物の多くは善人です。
そして登場人物の多くは常に自分自身の内面の問題に向かって活動、探求を続けていて
稀に出てくる悪人のような登場人物でさえも、その行動原理が明確に示され
無意味にブレることがない。
だからであるのか宮本さんの作品を読んだ後に他の作家の、
とりわけ連載物などを読むと、一貫性やテーマの希薄さが感じられたりする。
う〜ん何というのか、宮本さんは多分「読み物」を書いているのではないと思うんですよね。
非常に良くできたかなり怖い推理物のような作品もあるのですが、
それでいて読みやすくて飽きさせず、そのなかに「生きる」という大きなテーマが
常に命題として存在しているような気がします。
そしていつも、何故か「受容」という言葉を想起します。
きっと人が好きなのでしょう。そうでなければ逆にすごく悪い人だ(笑)。
だから宮本作品は安心して読むことができるのではないでしょうか。
情報館よりこの書籍の上下巻を1名の方にプレゼントさせて頂きます。
勿論、私が読んだものではなく別の新品です(念の為)。
顧客サービスの一環ですので、ご応募は登録会員の方、
または弊社を通して過去に売買物件をご購入頂いたお得意様の限定とさせて頂きます。
ご応募はメールフォームからお願い致します。締め切りは2008年10月14日午前0時までとさせて頂きます。
10月16日9時30分頃、弊社 I ちゃんが手を洗い浄めた上、厳正且つ粛々とサイコロを振り、ご当選者が決定致しました。
ご当選者は、「サイコロ助」様でした。おめでとうございます。本日ゆうメールにて発送させて頂きました。
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